ススギコマンダーを旧PFCカートで発火させる。7/12追、追記 さらに21/4/14につつつついき

はい。それでは発火です。スズキコマンダーでここまでの加工。 ●CF化+接触式FP ●エジェクター鉄化 ●ブリーチ部のすり減り分の肉盛り ●バレル交換、デトネイター自作 ●ハンマーシアーの摺り合わせ それに加えて旧PDC45カートの加工。 (デフォでは全く発火できませんでした。) ●カート底部のFP(鉄製)の取り出しと 可動式とするための直径調節他。 ●プラグの交換 ●Fピンの鋭角化 ●インテンスシートの自作と追加 サイド発火ではカートの底に圧入固定されている鉄製の発火ピン。 底側から鉄棒併用でハンマーで叩いて抜き出したあと、 直径を調節して上下移動可にし(2mm程度)カート前半に 干渉する赤矢印部分を削る。それともに発火ピン先端を 削って尖らせた。 発火に関して、発売当初からカート全体が前進する旧カートでもCF化すれば 不発が減ると言われていたけれど実際には効果は薄かった。 最初ハンマーを落とした状態ではFピンをカートに接触しない 慣性式の長さに調節したが発火せず、 これを伸ばしてべったり接触する長さにしたもののやはり 不発が頻発し、結果、CP/新PFCと同様に底部を可動式とした。 HPやUZI,ほか9mm口径の旧PFCではここまで頑固な不発を 記憶してないのでカートリッジ全体の重さが影響しているの かもしれない。可動式とする前にエジプト様のピカドン式も 実験したが不発は減ったものの、うまくいかず放棄した。 (これは後述する) …

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マルシンでなくてスズキのABSコマンダー。もちろんサイド発火で亜鉛インナーシャーシ (2018/4/19着手 追…

 数年前に中古で入手して放置してた個体をやります。 若干さびは落としていて、バレルのデトネイターを 苦心して抜いた状態で力尽き、放置しておりました。 (今でも単なる圧入式なのですが抜くなら 発火する前の新品状態で抜きましょう。 これ抜くだけでおなかいっぱいになりました。)    (写真は抜いたデトネイターの径を調節して容易に 抜き差しできるようにしたのちバレルに穴をあけて ネジ切りしMGC式にイモネジで固定にやりかえた状態) 現在もマルシンブランドでキット/完成品が入手できる このモデル、初出はスズキ製造のマルシン/レプリカ販売でした。 MGCのGM5の発売直前で、かつてのGM3あたりで途絶えていた リアルっぽいガバメントのハシリとなり、以降、 スズキ→MGC→マルイ(造るモデ) と80年代前半のガバブームにつながります。 (さらにこのあと、実寸系のガバが出てくるのですが、  それはもう少し後) メカ的には実銃形式のディスコネクター(ただし実寸ではない) スプリングによる疑似ショートリコイル(マルシンM39系) フルサイズの45口径カートリッジ(pfc) と、時代(当時)を先んじた六人部氏の設計だったのですが、 発火に難色を示すサイド発火システム、 発火をハザードするエキストラクタsp など問題点もあり、後発の小林氏による 「リアルかつ練られた構造」のGM5 (こっちもCF化する前は発火に難があった)に 追い抜かれてしまった感があります。 …

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番外編 ススキコマンダーのエキストラクターの自作。

本編でエキストラクタが砕けて折れたので自作いたします。 厚さ1mm、幅約五ミリの鉄の帯を曲げて作るわけですが。建築金物の1.2mm厚の鉄板から 帯を切りだしたものの、ペンチの類では思ったように曲げられません。 焼きナマしてふにゃふにゃにしてもうまくかないので、治具を作りました。 エキストラクタの真ん中のクランクしてるとこの幅が5mmなので、6ミリ厚の鋼の棒材を 買ってきて先端部を5mm幅にし、別途、5mm×2.5mm×数センチの鉄製チップ(詰め物用)を切りだします。 あと使う道具は 手順としてはこれ。 んでもって 結局きちんとしたエッジで曲げるには万力できちんとつかんでハンマーで叩き曲げるしかないような。 これがおよそ曲げが完了した状態で、端を切って微調節後、焼き入れして焼き戻せば完成のはず。 (隣にあるのは5mm幅に切りだして焼きナマした鉄材)

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